じゅげむの絆

いつもご夫婦で来店されるYさん

吉池とは長いお付き合い


吉池が亡くなってからも変らず来店してくれている


吉池の病気が発覚する前にYさんのご主人に脳腫瘍が見つかった

その話を私は吉池からよく聞いていていた
とても難しい手術、その後のリハビリ・・・・

頑張っているご主人の話、それを支える奥さんの事。


それから間もなく吉池の癌が見つかった

自分も大変なのにお互いを心配しあい、勇気づけあってた

その人の立場になっているからこそ理解し合える苦しみや悲しみ

そんなご主人に去年の暮れ再発の疑いがあると私に話してくれた

励ますだけの言葉も出ず、ただ聞いていた

奥さんと話すと涙しか出ない私
奥さんは気丈にしているのに涙もろくなっている私は泣いてばかり・・・・マイナスな事ばかり考えてしまう

検査までの一日一日がどんな気持ちかが解るだけに切なかった

ただただ、再発していない事を願うだけでした


精密検査の結果、心配はないとわかり安心


昨日来店の時にご主人が話してくれた事

結果がわかるまでの間、気落ちしていたご主人が吉池の姿を感じ

「心配するな、大丈夫だ。」と
おしりをポンとたたいたそう・・・・

他の誰かに言われるよりも安心し勇気つけられたと言ってました

亡くなるまで吉池はYさんを気にかけていた
今もずっとYさんを見守っているんですね

その話を聞いたときも涙が止まらずポロポロ泣く私に奥さんは

吉池さんがちゃんと見ていてくれていて嬉しいと言ってくれました

吉池の体はないけど吉池の魂は今も生き続けて私たちにパワーを与えてくれているのを感じました

さすが、吉池

惚れ直した私です