じゅげむの絆

　先日、友達が自分のやりたい夢に近づく為に、松本を離れました。送別会に私も参加。ちょうど誕生日もかねての大パーティー

友達や会社の人たちが沢山のお餞別を彼に渡してワイワイと。。
そのなかで、、、会社の先輩が新聞紙に包まれた小包をそっと彼に渡しているのを見ちゃいました。

渡した本人は
『新聞なんかに包んじゃって、、、』って気恥ずかしそうに渡してたんだけど、それは彼らの仕事で使っている大切な道具。先輩がずっと大切にしてきた道具。
これから頑張ってもらいたいと願う後輩へ渡した大切な道具。

後輩号泣

見ていて、なんかいいなって。

大切な関係。二人にしかわからない大切な関係。


私にも大切な関係の人がいる。


去年、吉池さんが亡くなってから二人でずっと頑張ってきたyurikoさん。いつも前向きで、周りに元気を与えてくれる。
ほんとは弱虫なのにそんな姿はちっとも覗かせない。

そして今年出会ったmieちゃん。頼りない私の後輩として日々奮闘している。どっちかというと私よりお姉さんで、いつもわがままをきいてくれている。

美容師も職人の仕事です。
先輩から自分へ、自分から後輩へ。
私も一つでも多くyurikoさんから、一つでも多くmieちゃんへ。
私も彼らのような大切な関係があることにすごく感謝します。

『美容師やっていてよかった。』　
吉池さんが生前私に言った言葉。だんだん分かるようになってきたんだよね。ｌ